今日は星読みごはんの記事を書こうと決めていたのですが、朝降りてきたメッセージは、「置かれた場所で」でした。
個人セッションでよく聞かれる質問に、
「私は何に向いていますか?」
「仕事を変えたほうがいいですか?」
という項目があります。
確かに、星座別に向いている職業はありますし、それぞれのホロスコープから見てこんな仕事はどうかなと思うこともあります。
でも、結果から言いますと、どんな仕事であれ、どんな環境であれ、その限られた中で自分らしさを発揮することができるかどうかだと思います。
私のクライアントさんで、こんな方がいました。
しし座の太陽をもっているお客様。
向いている職業:芸能人、アーティスト、演出家
そんなの、みんながなれるわけないですよね。
そのお客様は老人ホームにお勤めでした。
しし座だから、もっと人目につくような仕事に変えたほうがいいでしょうかという質問を受けました。
でも、その方のお話を聞いていると、定期的にある施設でのお祭りの担当者になっているそうです。
みんなが楽しみにしているイベント。
そのイベントの企画をその方中心に行っているそうです。
みんながワクワクするようなものにしたい。
どんなふうにしようかなと考えるときが一番仕事の中で楽しい瞬間だそうです。
これこそがこの人の個性の発揮の仕方だなと思いました。
自分も楽しみ、みんなも巻き込みながら、今この瞬間を存分に味わう祭り。
日常とは違う演出。
老人ホームに勤めていても、しし座の持ち味を存分に活かせているなという事に、セッションを通して本人も気がついたようです。
置かれた場所で、どんな花を咲かせるのか(こんなタイトルの本がありましたよね)
自分の頭で考えて、どうすれば自分の能力を今の環境で活かせるかを工夫すること。
これができていなければ、恵まれた環境であっても、適性のある仕事についたとしても、充実感はないのかもしれません。
しし座に太陽が移動しました。
太陽が一番居心地がいい場所です。
自分ならではの道を見つけ、創造し、遊び心を忘れずに情熱を燃やし続ける。
そんなエネルギーが、空からはやってきています。
今ある環境に嘆いていても、何もはじまりません。
その中で、どう自分を輝かせるか考えてみてくださいね。
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